その他 トイレのマナー 怖~ い話 カモシカに遭う 歩き 方 八ヶ岳2月24日の体験 |
これは熊に遇う歩き方に もなるのでお 勧めしません。足音など音を立てず、目立 たないようにしていればカモシカに早くから気づかれない様です。人通りの少ない場所を静かに歩くのがコツですが、やはり危な いですね。 私がカモシカに遭った場所 ほとんどの場合、写真に 収めることは できませんでした。いつも思いがけなく出 会うので、カメラの準備をする間もありませんでした。鹿 もそうですが、出会った時はお互い身動きとれません。相手は逃げるチャンスを覗っているのです。人間の方は逃げられないよう 大きな動きができません。たい ていカメラを出そうと目を逸らした瞬間に逃げられます。 カモシカは有蹄類で もウシ科。雌
雄とも牛の様に枝のない10cm程度の角を持つ特別天然記念物。角は生え変わらず、年ごとに角の縞模様に縞の数が増えて行
く。昔は食用に獲られ、その体毛は毛氈(もうせん)という一種のフェルトにも使われた。名前はこの氈(かも)に由来する。
「羚羊」とも書くがこれは元々レイヨウの当て字だそうで、「カモシカのような足」とはこちらの事かと思います。 写真を見れば、鹿ではなく牛であることが納得できます。 |
八ヶ岳・赤岳にて 八ヶ岳・北沢にて 丹沢・西山林道にて |
一九**年二月二四日は全国的な休日であった。前日のあずさ号にはスキーや山へ 行く 人でごっ
た返し、テレビ局が車両の取材に来たほどだった。当日、赤岳へ向
かった私たちは、あまりの荒天に撤退を判断した。文三郎道から中岳への分岐点を経由し、赤岳を西から巻き込む辺りで視界は約一〇mにまで低下
し、強い吹雪によって自分たちの足跡が、ものの数秒で完全に消えてしまうのだ。
途中ほかのパーティーとすれ違いながら行者小屋へ戻った私たちは、そりで運ばれてゆくけが人を目撃して天候の悪さを実感した。小屋の人たち は大変だった
であろう。更に翌日の下山途中には捜索隊から別のある二人の消息を質問された。下の**山荘脇に二人が残したRV車を見、美濃戸口では悲痛な 表情で待機し
ていた家族からも状況を聞かれた。感情が二次遭難を引き起こす危険を避けるため、肉親はどんなに経験が豊富でも行かせてもらえないのだそう だ。
その日の天候はそんなにひどかったのだ。そして決して山で事故を起こしてはいけないという事を改めて思い知らされたのだ。
中岳のその碑にはこの時の日付が彫られている。話を交わしたこともないが、同じ
時に、同じ山域の極近くに居合わせた数少ない者として、他人事とは思えないのだった。
半年後には雪で流され消えてしまうであろう脇の小さなケルンに石を積み、私は中岳を後にした。
色々話を聞いていると山での大きな事故は意外に身近です。危険な場所や気象状況だけでなく、初歩的なミスがあなどれません。慣れた人でも
疲れた時や、無理をした時には危険度が高まります。
このホームページは自然へのお誘いですが、安全の確保を忘れないようにしたいので本文を掲載しました。