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写真は1つ目のテント。何と懸賞に当選してもらったものです。東京新聞出版局「岳人」1989年1月号の愛
読者プレゼントで「1名様」に当たるというメスナーテントを戴けたという幸運。今でもその1月号は大切に保管しています。 Reinhold.MESSNER 氏の方式設計に基づいて作られたもので、透湿性防水素材によって雨やみぞれでもフライシート無しで大丈夫。ドライエッケン方式の 高速設営。フレームは本当 にしっかりしていて、おまけに万一折れた場合のための補強用パイプ付き。夏用+冬用出入り口に換気口2つという快適便利設計。 写真は5月の常念乗越。設営時は無風に近かったが、写真の鯉のぼりでわかる通り鞍部に風が集まり始めていました。眺めがい いの でつい設営の向きを誤り、夜にかけて強風がテント横向きに襲った。 |
2機目のテントは2重構造のものを使っています。フライシートは雨を遮断 し、内外2重の布地によって作られる、空気の層によって内側は結露もせず暖かくて快適です。 写真は本体+内張り(防寒用)の設営例です。 |
最近担いだテントは仲間で使っている4人用のものです。これも2重構造のため快適です。この日はたった二人だったので、荷揚げは大変でしたがテント生活 は広々として快適そのものでした。(2002年4月) 冬用外張りはスカート部に雪を乗せて耐風性が良いのですが、春はみぞれや雨になる場合もあり、写真の様にフライシートにするか どうか選択が難しい。 P.S. あまり広くて快適だと片付けをサボル癖が付くのです。 |
ツェルトは小屋泊まりの場合でも持参しましょう。 写真は緊急的に避難小屋利用のつもりが吹雪でツェルト泊まりになった時のものです。 三人も入るとたいへん窮屈で、呼気が結晶して顔に雪が降りますが、横にはなれた。 また、夏に小屋が混んで横になれず、座って寝る状態が確実と予想されたため、 ツェルトで外に寝た事があります。 ちょっとした山なら天気を見てツェルト泊まりで楽に行ったこともあります。 このようにツェルトはピンチから救ってくれるだけでなく、より快適な山行にも役立ちます。 |
私は雪の上に幕営する時には、写真のような竹ペグを2個交差させ雪に埋めてアンカーにしています。軽くて雪をとらえる面積が広 い。万一 の場 合は燃やせるし、捨てても環境への影響が少ない。ピッケルで掘り起こすとき、金属だとキズが尖って危ないですが、竹なら痛くな い。 |
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約2.2kgと軽い。 | 約2.5kg(特に軽いものは2.2kg) |
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フライシートが無しで簡単。 | 2重構造のため、少し手間がかかる。 |
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快適。 | 快適(フライシート使用)。 |
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問題なし(高性能の透湿性防水素材) 性能によってはテント内部に結露が生じる場合あり。 冷たい雨の場合も同様。ゴアテックスなら心配なし。 |
問題なし(フライシート使用)。 |
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比較すると寒い。 空気が乾燥している場合は、結露が気にならない。 |
快適(冬用内張りまたは外張り使用時)。 みぞれや雨の可能性がある場合はフライシートが必要で、北アルプスの春はフライシートと心得ます。 |
風 |
本体だけの場合、無駄な部分がないので風には強い。 だたしグランドシートと張り縄だけで固定する必要がある。 |
冬用外張りはスカート部に雪を乗せて風に対して強い。 内張り方式は左記に同じ。 フライシートは風にあおられて弱い。 |
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透湿性防水素材の寿命で防水特性が劣化し、雨漏りに撥水スプレーも効かなくなってきたらフライ
シー トが必要となります。 伸びによる素材へのダメージや紫外線による分解が原因と思われます。 |
普通。 |
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大きさ |
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1 |
1人用 |
・足元が低いものは軽量だが、寝ることを主眼に作られており、荷物の置き場や、雨の日の炊事に
は苦 労する。 ・ドーム型なら改善され、一通りの事が可能となる。(やはり狭いと聞く) ・風で倒れやすいので、張り縄をしっかり設営する必要がある。 |
2人用 |
快適。テント内に荷物が置ける。 |
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2 |
2人用* |
2人が横になれるが、荷物を足元や足の下に置くなど必要で、きゅうくつである。 荷物を前室や、ツェルトに入れれば快適。 |
2~3人用* |
ちょうど良い。荷物も重ねれば中に入れられる。 |
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3 |
2~3人用* |
3人が横になれるが、荷物を足の下に置くなど必要で、きゅうくつである。 荷物が前室や、ツェルトに入れれば快適。 |
4人用* |
・ここまで大きいテントだと、前室・後室もあるものが多く、その場合3人では余裕となる。 ・4人の場合、横になれるが、荷物が前室などに置ければ快適。 |
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4 |
5人用* |
テント内部が大きいのでやりくりが効き、余裕である。表面積に対して人数が多いので暖かい。小
屋の 個室を貸しきった感覚である。 |
予 算 | 体 力 | お すすめテント方式 |
十分 |
- |
透湿性防水素材のテント。 (必要に応じてフライシートまたは冬用外(内)張り) |
並 |
十分 |
普通のテント+フライシート
また は冬用外(内)張り |
気にな る |
(1)普通のテント+フライ
シー トまたは冬用外(内)張りで、 楽な季節、楽なテントサイトやコースを選んで体力をカバーしたり、できるだけ人数を増やして一人当たりの荷物を減らす。体力が ないと縦走は更に水も必要だし厳しい。 (2)ツェルトを積極的に使う(適期に)。 晴れればツェルト、荒れたら小屋、ヤバイ時はツェルト。 (ツェルト内で傘をさす、専用ポールを使うなどすればテント並みの居住空間となる。但し耐風性や結露などは酷い。) |
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そ の他 |
営業小屋、緊急的に避難小屋に泊
まる。 仲間のテントに泊めてもらう。 雪洞を掘ったり、岩小屋を使ったりする(そうだ)。 |
項目 |
質量[kg] |
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身に付けるもの | 5.0 |
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服 | 2.0 | |
靴 | 2.5 | |
財布・小物 | 0.5 | |
項目 | 質量[kg] | 累計[kg] |
小屋泊まり | 6.4 | 6.4 |
ザック | 2.0 | |
雨具 | 0.6 | |
スパッツ | 0.2 | |
防寒具 | 0.3 | |
衣類換え | 0.3 | |
水 | 1.5 | |
水筒 | 0.2 | |
行動食 | 1.0 | |
ライト小物 | 0.3 | |
テント追加 | 9.3 | 15.7 |
ザック増分 | 0.5 | |
テント | 2.0 | |
グランドシート | 0.3 | |
マット | 0.7 | |
シュラフ | 1.0 | |
シュラフカバー | 0.4 | |
コンロ | 0.2 | |
燃料 | 0.2 | |
コッヘル | 0.7 | |
防寒具増分 | 0.3 | |
食料増分 | 2.0 | |
水増分 | 1.0 | |
積雪期追加 | 4.1 | 19.8 |
ピッケル | 0.7 | |
アイゼン | 1.0 | |
シェル-雨具 | 1.0 | |
ゴーグル | 0.1 | |
防寒具増分 | 0.3 | |
シュラフ増分 | 1.0 | |
簡易確保具増分 | 1.9 | 21.7 |
ザイルφ8,20m | 0.9 | |
カラビナ・8環 | 0.4 | |
ハーネス | 0.3 | |
シュリンゲ | 0.3 |