丹沢概要 |
丹沢は関東平野
から見ると富士山の左手前にある山並みで す。 これと いって個性の強い独立峰もなく、ブナ林に覆われた、静かな登山道が整備されています。 有名な登山口(南側) ・小田急線の伊勢原から大山(ケーブルカーあり) ・秦野からヤビツ峠(大山、表尾根) ・渋沢から大倉(塔ノ岳など主脈縦走) ・松田(JR御殿場線と小田急線)からファミリー ハイキングに良い高松山、大野山、不老山、丹沢湖、中川温泉 ・松田からバスで西丹沢自然教室下車、檜洞丸、畦ケ丸、大室山 |
丹沢は名前のとおり沢や滝
(棚)に恵まれています。 写真は西沢・本棚沢の本棚(落差70m)。豪快です。西丹沢自然教室から登山道を30分、道から外れて沢沿いに踏み跡を歩 け ば、容易にたどり着けます。 高精細 ブロードバンドへ |
岩のゲレンデもあり、アルパインやフリーのクライマーが、 よく練習に 来ています。写真は広沢寺(こうたくじ)の岩場、早い者勝ち。
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沢登りが盛んです。支点には次々とシュリンゲがかけら
れ、入渓者の多さを物語っています。人気のルートでは順番待ちの列ができます。
沢のページへもどうぞ。 |
そんな訳で、丹沢には元気な夏が、お似合いです。
しかし夏は沢を登らないと暑い。 尾根歩きなら、春や秋が最適です。 天気がよければ、冬も陽だまりのコースを楽しめます。 慣れれば日帰りでの水消費は少なくて済むが、帰ってから回復するために存外摂取している。1泊する場合は、その分まで必要 にな るため、水場や、冬なら雪を溶かして水を手に入れよう。 |
鹿は人通りが多いと登山道から離れていますが、人の少ない時にはよく 見かけます。静かな時期や奥地に出かけてみてください。 |
鹿から植林を守るため、柵が多く、登山者は戸や梯子を使って行き来す るところもあります。戸はちゃんと閉めて協力しましょう。 |
丹沢の中でも大山は、どこか遠くへ旅行にでも出かけた気分になりま す。ケーブルカーに、お店もあり、ファミリーで楽しめます。 |
大山は、ケーブルカーを使わずに登ると、男道と女道に分 かれ ます。男 道は急で
ドライなだけですが、女道は歩きやすく、休憩がてら七不思議を楽しみながら登れます。 写真は七不思議の一つである潮音堂。弘法大師との縁が深い。 |
丹 沢湖(人工)。ボートも貸してもらえるようです。 |
熊 笹のトンネル(表尾根・二ノ塔)。 |
ブ ナの巨木(丹沢山)。 |
黄 金色に染まる登山道(鍋割~雨山峠)。 |
一 泊で遊ぶ秋の夕暮れ。 |
丹 沢からは大島・千葉方面だけでなく、三島方面の海も見え ま す。 |
竜 ケ馬場にて。 |
霧
氷(蛭ケ岳付近)。 蛭ケ岳から檜洞丸の積雪期はこちらへ。 |
吹 き溜まりは意外に深い(表尾根にて)。 しかし雪が止んだ休日には、大抵しっかりトレイルができるので、楽に歩ける場合がほとんどです。 アイゼンは4ツ爪のものを良く見かけます。登山道では、踏まれて固まったり、日中に解けて固まったりして氷状になる部分があ り、持って行く事をお勧めします。 失敗例として、アイゼンなしで行った檜洞丸から犬越路の間は、急なうえに凍っており、岩の多い鎖場の方が確実に下る事ができたくらいです。 |
不
老山から。 隣の大野山では乳牛を放牧している。 |
東
海自然歩道を西へ歩くと、山伏峠から山中湖へ出られる。 道志川方面の バスが少なくなってしまったが、東京から車を使えば自然歩道が通る焼山、大室山、菰釣山などが近い。 丹沢の北西には御正体山、丹沢の東には仏果山などもある。 |