奥穂高岳 積雪期のペー ジへ |
夜行便が予約できず、 朝の便で上高地入りしたので、涸沢に着いたのは、ほとんど日没でした。 上高地から徳沢までは雪がありませんでしたが、横尾を過ぎた林間から残雪の上を歩きました。南西にある低気圧により涸沢手 前で ガスがかかりました。 横尾からは下山パーティー1団とすれ違っただけで、ほか誰とも会いませんでした。 |
翌日は、日の出から午前9時半まで晴れました。 |
ザイテングラードを登り、涸沢を振り返ったところ。 アズキ沢側は、日が昇って雪が緩むと、ザーザーと雪が流れました。 |
白出のコルにある穂高岳山荘に到着。 涸沢岳はまだ晴れていました。 |
奥穂へは山荘脇の急斜面を通過します。 梯子のすぐ上は日陰でクラストしていました。岩とのミックスでホールドは多い。 左上に向かって涸沢側の雪庇に注意しながら登りました。 右側の登山者が登っているルートは、物足りない人がつけたものらしい。 |
梯子を登り、凍った部分より上にあるビレー点(捨て縄)から下を撮影。凍った部分は写っていま
せんが、下る場合はクライムダウン必要。 |
涸沢側のルート。 斜度は楽になる。 |
梯子右手のルート(下に滑落防止の針金がある) よく事故の話を聞きますが、好んで行ったのか、わからずに行ったのか、ルートを誤ったのか。 涸沢側を基本ルートと考えたいです。 |
あとは奥穂へ向かう快適な登山道です。 右手の登山者がいる部分でピッケルを使う程度。 |
ジャンダルムの向こうにも足跡が見えました。 知り合いは辺りのバリエーションルートを良く行っているのですが、写真を見ると自力で行けないような相手を連れてゆくにはよほど の自信が必要なところです。 |
槍 |
白出のコルへ戻り、涸沢岳へ。
すでにガスがかかり、雷鳥の声。 |
涸沢へ向かいました。
北穂沢ほど急ではありませんが、雪が緩んで、尻セードは止まらないし、雪は流れるし、あなどれません。 テントで一寝入りすると昼過ぎから快晴になりました。テントの数は2~3倍に増えました。 |
日が沈み、星が見え始めました。 涸沢小屋の明かりと、左上にはテント村を撮影しようとする人のライト。 |
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