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  宝剣岳(中央ア・木曽駒) 積 雪期のページへ

2005年4月、宝剣岳へ行って来ました。
バスとロー プウ エイを使って降りると、この風景から始まり ま す。いきなり核心部です。

誰でもここまで来られるので、指導員はしっかりチェックしておられました。我々も雪の状態を聞き、単独やボディービレー禁止の注 意を受けました。
右手のカールを登る。けっこう急。
コルへ到達。
宝剣岳を見上げると、たいして問題ないように見えますが、
少し登ると西側の沢があり、これに向かって滑落したら、おしまいです。

何人か様子を見に来ていましたが、この沢のトラバースを見ると戻っていかれました。ビレー無しなら正しい判断です。
沢上部の斜面はクラストしており、アイゼンの歯が効くものの、 あまり深くは刺さらない。やはり要ビレー。
(この日は風もなく、単独やビレー無しで行けば行けてしまうのですが、特に下りや天候・凍り方しだいでは危険です)
稜線へ出て、木曾駒・御岳方面を振り返る。
稜線を詰める。
一部に夏道をたどるトレイルがあったが、積雪期はこちらが正しいそうです。
てっぺんの岩に、少しエビの尻尾がついていました。春とは 言え ど、さすが3000m級。
てっぺんの岩から御岳方面。
下にあるのは祠かもしれません(一般道を知らないので何とも言えない)。
空木岳方面。
すこし下ってみましたが、同じような難易度で、後で指導員と話したところ、同様に縦走できるそうです。

この日はロープウエイ駅まで帰ってから、持ってきたスキーを楽しみました。

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