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戸 沢 |
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![]() 政次郎尾根の登山道が西へ曲がり、2つ目のえん堤が見えます。 この付近は水道の取水口があるので汚さないよう注意。 |
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戸沢の岩場 |
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![]() 落葉していない季節には、知らないと気付きません。 |
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![]() 高さ20m、戸沢の岩場です。 →【拡大写真】 ![]() ![]() 岩はしっかりしており、2本のルートが整備されています。 向かって左は4級+A1程度か、右には大きなホールドが見当たりません。 フリークライミングでは5.8から5.10のルートが幾つか考えられるそうです。 |
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![]() ルート左手に固定ザイルがあるが、非常に登りずらい。 更に左からはザレに流される。薮もひどい。 岩場上部、バンドの上に支点が設けてありました。 苔むしていますがステンレスは新品同様でした。 2009年時点で、上部は浮石が多く、整理しないと落石が危険です。 岩場下部のザレも踏まれておらず流れやすい(2012年には多少踏まれていた)、 ルートも草木が邪魔で、苔が多くフリクションが十分に得られないでしょう。 あまり利用されていないようです。 懸垂岩が空いていないときのゲレンデ候補。今後、フィクストロープの張り替えなど、整備が期待されます。 (受身ではなく自分を主語にしたいところですが・・・) |
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行者岳付近の岸壁(眺
めるだけ) |
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![]() 下部には岩が崩落したザレが大量にあり、崩れやすい事を物語っています。写真下部のバンド上を偵察したところ、主に3ルート ほど 考えられましたが、浮石に加え、ホールドに堆積した土砂とそれに生えた植物がたくさんあって(行ったら自然破壊にもなるし)岩ルート としては不向きです。 その代わり沢を上って右手から入る巻き道から眺めの良い上部草付き(写真左上)へ出られます。但し安全性は低い。 |
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![]() 潅木を過ぎると空が開け、岸壁上部の傾斜がある草付きに出ます。滑ったら一気に下まで転落となりますので、踏み跡より進まな い事 を強く勧めます。岸壁自身を見ることはできず、戸沢や遠方の眺望のみです。 なお支点となりそうな樹木まで遠い。 |
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戸沢右俣 | |
![]() 二股になり、ケルンが知らせてくれます。まっすぐが右俣です。 水は左俣より少ない。 |
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![]() シュリンゲもあるが、右手から巻いた。 |
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![]() 2級。 |
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戸沢・右俣の左俣 |
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![]() そこから進むと2本の棚が現れます。向かって右側が遭難碑のある棚です。 |
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![]() 左の尾根には道ができています。 ただの支流を詰めたといったところですが、物足りない人はどうぞ。 |
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![]() 次々に棚が現れ、すぐに涸れます。 源頭部の崩壊で写真のチョックストーンと土砂が流れ込んでいます。 泥だらけのためホールドが滑り、CS手前で左から高巻きました。 |
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戸沢左俣 |
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![]() 下部がハングし、逆層。 巻く。 大きく高巻くなら左手(右岸)が吉だが、雨で湿った場合滑る。 右手側は更に笹などに押されたり、つっかえて足をすくわれたりしてバランスを崩しやすい。沢に戻るときも笹頼りで、初めて 行った 時はザイルを使った。 |
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![]() 今まで崩れの少ない橋より西側草付きへ逃げてきましたが、ガレの右手へ早めに逃げ、鎖場より手前に出るのも吉です。 |
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戸
沢・左俣の右俣(チムニー) |
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![]() チョックストーンを乗り越える棚。けっこう手ごたえがあります。 |
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![]() 滑ったら一気に下まで落ちるのでザイル確保が必須です。 向かって左が平らなので背中側としました。まずは凹角で登りはじめ、すぐに背中と手足でチムニー登りにして上まで行けまし た。 きれいに苔がついており、登られていない事がわかります。 更に上部で幾つか支流がありますが、詰めると行者岳の東に出ました。 ザレや巻きが崩れやすく藪漕ぎもきつく汚れが多いマイナーな沢です。 チムニー登りの棚までは左俣から近いので、左俣の途中からピストンするのも充実して良いかと思います。 |
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