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沢の延長として、尾根ですが、白馬岳主稜、小蓮華尾根、杓子尾根を行ってきました。(2007年5月GW)


白馬岳主稜を小蓮華岳方面から撮影。

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星空の下を、と思っていたのですが、出発が遅く、取り付くとすぐに雪面が朝日に染まってしまいま した。

今年は雪が安定しており、白馬岳直下までザイルを出す必要があ りませんでした。ブッシュや岩も、ほとんど出ておらず、快適でした。

8峰を過ぎると白馬岳主稜の全体が見えてきます。

この前後からスノーリッジが出てきます。
風や雪質によっては、バランスを崩したり足元が崩れたりする可能性を感じます。
高度を上げる。
杓子岳が大きく見えてきます。

変化に富む雪稜を振り返ると、こんなに大勢の人たちが登って来ていました。

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所々に安定な場所があり、テントが張れます。

2峰から頂上直下の雪壁を見上げたところ。
雪庇のでき方によって、ルートは変わります。

右下の岩に支点があります。頂上まで60mのため、みんな途中にバケツを掘り、2ピッチで登っていました。

Webを見ると、雪の状態によっては、8峰前後でザイルを使っても、雪庇が小さく、ここをザイル無しで直線的に登った例が何点か 見つかります。 今回は雪庇が大きく、みんな2ピッチ目を左へトラバースして、雪庇の小さい部分から頂上へ。

これらの写真は2峰の渋滞の中から撮影しましたが、1ピッチ目をスタートすると、先を行く人のザックと足の裏しか見えなくなりま す。

白馬岳の東側は、どこもこんなに急です。

 白馬岳主稜の直下は斜度60°~70°。そこをコンティニュアスで行くパーティーが何組かありました(肉眼だけでなく写真でも 見つかる)。 どれも4~5名でした。周りの人も今年の雪ではヤバイのでは、とささやいていました。
 我々は3名でしたが、ミッテルはフリクションノット(プルージッ ク結び等)で通過し、 スタカットを守りました。

staccato
 ミッテルの確保は図の左側のようにしました (上記フリクションノットのページに説明あり)。

 多人数の場合、全員がアンザイレンした場合に使えるザイルの長さは平均で1/(人数-1)になります。 予想した以上にピッチが長かった場合、ザイルいっぱいとなった時点で身動きが取れなくなり、 後続者も進まざるを得なくなります。 トップだけは別ザイルでスタカートとしても、支点1つに対し複数人が同時に動くので危険です(図の右側)。

白馬岳主稜を登り終え、ビールを飲んだりした後、小蓮華岳方面から振り返って撮影。
ずいぶん時間が経ち、斜面が日陰になっても、まだ登攀している人がいるようです。我々も1時間半、順番を待ちましたが、我々の下 にも30人以上ギャラリー 化していたので、ずいぶん待たされたのでしょう。


小蓮華尾根の下りは、前日に下から見て感じたより悪く、モナカ状にクラストした斜面、崩れやすいシュルンド、ブッシュに難渋しま した。

翌日は杓子尾根を行く予定なので、大雪渓を2回下るよりは面白いと 思ったのですが、かなりバカをやってしまいました。疲れました。 雪が少ないと、もっと厳しいでしょう。
翌日は杓子尾根を登りました。
途中から見た白馬大雪渓です。

双子尾根の樺平が見える。
ジャンクションピークはまだ上の方です。


これを登ると山頂です。
雪質もよく、安定に登れました。

杓子岳山頂。

山頂から白馬岳側へ下り、鞍部から白馬大雪渓へ。 下りの最初は、小さな雪庇もあり、少し急だったのでクライムダウンしました。

我々の他にも踏み跡がありましたが、かなり消えていました。
この下で白馬大雪渓の夏道に合流します。



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