抜けるような空の下に咲く可憐な花。そんな 高い山へ行くと生まれかわったような気分になります。写真は結婚した頃、妻と一緒に行った白馬岳での記念 撮影。背景は杓子岳。 |
夏は雲海がきれいですね。日の出前は静かでも太陽の光で雲が騒ぎ出します。 |
秋のザイテングラードにて雷鳥。初夏は拳くらいの大きさなのに秋にはもう少しで大人の体 格。でもまだ列を成して歩く習性に従っていた。カワイイ。 |
観光でアルプスへ行ってきました。ユングフラウ・ヨッホでは思わず外に飛び出し、氷河やそ の源頭を眺めに行きました。 |
写真は穂高・屏風の耳近辺。他に八ヶ岳の硫黄岳火口(落ちないで)
と北岳でも目撃し、どれも写真に収めることができました。写真ではわからないが刻々変化する空間的奥行きを伴った現象で荘 厳。
ブロッケン現象はかなりウンチクがありそうなので調べてみました。名前の由来となっているブロッケン山はドイツのハルツ山 脈最高峰(1,142m)。後光を伴った仏像と同じ形から、ほとけが形而下に出現したさまとして御来迎(ごらいごう)とも言 うそうです。なお御来光は高山で拝む日の出のことで別だが、両者はよく混同されている。 物理的には後方から差す太陽光が前方に漂う霧などの水滴群によって回折・内部反射してできる非等方的な散乱。回折が関与す るため、水の色分散によって虹の様に色づいて見える。 非等方的な散乱は他にも色々あって、氷の粒子による太陽柱や、ちょっと違うがダイアモンドダストもありますね。日を背に朝 露の草を見れば同じように自分の頭の影の周りに輪ができます。それにハイマツの林もわずかながら非等方的な散乱をすると思う のは私だけでしょうか? |
グ
リーンフラシュ
これを見たものは真実の愛に目覚めるという。確かによほど注意深く見ていないと気づかない現象です。
丸い地球の大気による屈折で太陽の光がプリズムを通したように分散し、太陽が沈む直前に緑色を帯びた光だけが残るものと考えられていま
す。夕日なので青色はもともと消えている。緑色が十分残るほど空気が澄み、夕日が水平線ぎりぎりまで残る高山でしか見られない。他に目の
感光特性によるとの説もあるが、私は前者を信じています。何せ見た本人なのですから。
現象はほんの10分の1秒程度です。太陽が完全に沈む直前、光は急激に暗くなって行くのですが、緑色だけが僅かに遅く残って、チカッと
緑色に輝いた様に感じました。場所は最初の写真、白馬の時です。